副詞(Adverbs)の学習ポイント1:
形容詞と副詞の区別
形容詞は名詞を修飾しますが、副詞は動詞だけでなく、形容詞や他の副詞、
更に節、文全体を修飾します。
(例) 以下の( ) に入る適切な語は以下のうちどれでしょうか?
It is ( ) difficult.
(A) finance (財源(名詞))
(B) financed (資金提供を受けている(形容詞))
(C) financial (金銭上の(形容詞))
(D) financially (財政上(副詞))
この場合、修飾されている語はdifficult(難しい)です。 では、difficult
はなんでしょうか。 形容詞ですね。
形容詞を修飾するものは? ということで、当てはまるのは(D)financially
⇒副詞ということになります。
副詞(Adverbs)の学習ポイント2:
動詞を修飾する副詞の位置
動詞を修飾する副詞(句)の位置は、利用法により、以下のいずれかになります。
サンプルセンテンスを見て、該当副詞が以下のどのパターンに当てはまるのか確認してください。
(1) 文頭(主語/述語の前)
At first he was kind but he changed.
(2) 助動詞と動詞の間
I have never seen so many dogs.
(3) 動詞の前
I usually eat dinner at seven.
(4) be動詞の後
We are always busy on weekdays.
(5) 文末
She always dressed beautifully.
副詞(Adverbs)の学習ポイント3:
enoughの副詞的用法
enoughで形容詞、動詞、副詞を修飾する場合には、後ろに置く
(例) Prince Harry is not intelligent enough to realize the consequences
of his actions.
(enoughはintelligentを修飾)